「管理職1年目の教科書」を読んだ
初心に戻り、気づきや振り返りのため読んだ。
今回、書かれていたルールや細かな内容を取り上げて検討や感想を書くことはあえてしないで、全体の読了の感想にした。
管理職になったばかりのときに、漠然とした不安や何をどうすればという疑問を抱えている場合など、とても参考になると思うのでオススメしたい。
自分も1年目で読みたかった。
とても整理された内容で大切なことが書かれていると思う。もちろん、現実でうまく行かず悩むことはあるだろうけど、なぜそれが必要か納得できれば、意識することで試行錯誤やチーム志向の方法が変わっていたはず。
管理職1年目の教科書
https://str.toyokeizai.net/books/9784492557808/
この本では、冒頭で次のようにまとめられています。
管理職として認識しておくことは3つ。
- チーム成果の最大化
- チーム成果の最大化を「生産性の高いやり方」で実行する
- 自身と部下の「価値ある人材への成長」
そして、これら3点を踏まえ、実現していくために必要なことは6つ仕事の分野を磨いていくこと。
- 迅速な意思決定
- 無駄なく仕事を進める段取り
- スピード感を生む時間活用
- 成果につながる権限委譲
- 高生産性人材の育成
- 最強チームの構成
国や仕事を問わず通用する普遍的なものとして、著者の経験などとともに、
これら6つの分野の具体的ノウハウが36のルールとして展開されています。
ルールはどれも具体的。また、上の6つの視点はとてもわかりやすく、
自分の実務から見ても考え抜かれた切り口だった。
課題解決における物事の本質を見る姿勢、人との関係性を築く、などでとても参考になると思う。
人としても管理職としてまだまだの自分ですが、読み終わった後に見直すべき気づきとともに、すっきり感やモチベーションアップにつながりました。